任意整理の費用をできるだけ抑えるための3つのポイント
任意整理を自分で行うのではなく、専門家に依頼するのであれば、弁護士か司法書士に依頼することになります。任意整理にかかる費用に目安は基本料金プラス1件３万円から５万円程度が目安となるでしょう。一般的に弁護士よりも司法書士の方が費用が低い傾向にあります。そのほかに実費がかかってきます。郵便物の行き来なども発生しますので、それはズべ手依頼者の負担となります。自己破産の場合には、自己破産の手続きすべてを込みで費用が発生し、管財事件になれば話は別ですが、ごく普通の同時廃止事件であれば、借金件数はあまり関係ありません。しかし任意整理の場合には債権者に対して個別の話し合うを行います。そのため料金設定も「１件につきいくら」という計算方法になるのです。基本料金は着手金として２万円から５万円です。これも司法書士の方が低い傾向にはあります。しかし近頃では弁護士であってもかなりの便宜を図っています。また着手金やその他の費用のねん出が厳しい人に対して、分割などに応じている事務所も多く見られるようになりました。なにしろ借金問題を抱えていれば、現時点で全く費用捻出が難しい人もいるものです。そういう人たちに門戸を開かなければ、更に状況は悪化します。それを見越しての対応と考えられます。またいざ整理に着手すると、思わぬ過払い金が発生している可能性もあります。その時には戻ってきな過払い金から成功報酬を支払うことになる可能性もあります。
任意整理のメリットは、少ない費用で借金を整理できることにあります。
その他の方法だと30万円以上はかかることが多いため、弁護士報酬は一括で用意するのは困難でしょう。
分割を利用して報酬の支払いをしていく方が多いです。
それに対して任意整理は、1件につき3万円くらいで依頼できるのです。
3件から借りている場合は9万円となりますが、法律事務所によっては借入件数が増えたときは割引してくれます。
任意整理の強みは、整理をしたくない業者を除外できることです。
3社のうち1社は整理せず、2社だけ依頼することも可能です。
個人再生の場合ですと、友人から借りている借金も整理対象になるのです。
いきなり債務整理を始めてしまえば、話を聞いていない友人はおどろくことでしょう。
これに対して任意整理は、整理したくない借入先を除外できるので、友人に迷惑をかけることなく債務整理ができるのです。
任意整理の費用は、分割対応してくれる事務所が多いです。
10万円未満の報酬とはいえども、金銭的に余裕のない方には支払いが難しいでしょう。
そんなときは、弁護士と交渉して分割払いにしてもらうのです。
分割払いの手数料に関しては、無料としてくれる事務所が多いです。
初期費用、手付金なども後払いに対応してくれる事務所があるので、事前に確認しておきましょう。
借金問題に関しては、他の問題よりも金銭的な融通を効かせてくれることが多いです。
お金がなくとも、まずは相談してみましょう。
