結婚前に任意整理をしておいた方が良い理由3選
借金を整理しないまま結婚するのは好ましくありません。
借金があるということは、収入が減ることを意味するのです。
支払いで給料の半分がなくなるとすれば、支払い後の給料が実質的な収入となります。
多額の借金を抱えている方は、年収は500万円だけど実質は200万円といったケースが少なくありません
結婚する前には、借金のケジメはつけておくべきでしょう。
隠したまま入籍しても、いずれバレてしまう可能性があります。
パートナーに精神的ショックを与えることになりますし、信頼を失いかねません。
生活に直結する一番大切な部分を隠しておくわけですから、怒られるのは当然のことでしょう。
自分の小遣いの範囲内で返済するから問題ないという方もいますが、夫婦になると借金も共有財産となります。
借金を整理する方法としては任意整理が使えます。
任意整理は利息をゼロにして交渉し、元金を3年で返すという方法です。
交渉次第で4年や5年に延びることはありますが、応じてくれない債権者が多いので期待はしないことです。
任意整理をすればブラックリストに載り、5年間はローンを利用できません。
この事実については、事前にパートナーに話しておくべきです。
借金をした理由よりも、借金問題を解決させることが重要なのです。
任意整理を隠して結婚しても、住宅ローンやオートローンが組めないという問題が生じます。
そのときになってブラックであることを告げても、相手は簡単には納得してくれません。
恋愛以上の関係にならないのであれば、借金をするのは自分の自由です。
相手に話す必要はありませんし、隠しておくのも自由です。
しかし、結婚を前提として付き合っているならば、早期のうちに借金を解決しておきましょう。
入籍する直後に完済をしたならば、そのまま黙っていても問題ありません。
相手に迷惑をかけなければ話す必要はないのです。
ただ、債務整理をして処理をし、ブラックの状態になってしまったならば、正直に伝えておいたほうがいいです。
いずれにしても、結婚前には互いの借金状況を把握しておく必要があるでしょう。
隠し事は信頼を落とす行為ですが、特に注意したいのはお金の問題です。
生活に直結する部分だからこそ、隠しておくのは好ましくないのです。
借金がある状態では貯金はほとんどないはずなので、その旨についても話しておきましょう。
入籍してすぐにお金のことで揉めるほど辛いことはありません。
夫婦生活がうまくいかない理由で圧倒的に多いのはお金の問題です。
