任意整理の返済をボーナス払いにしない方がいい理由まとめ

任意整理の返済をボーナス払いにしない方がいい理由まとめ

任意整理の返済をボーナス払いにしない方がいい理由まとめ

任意整理の際には今後の返済について条件を再設定していくことになりますが、そうした返済の中では「ボーナス払い」を利用したいと考えることもあります。
毎月の給与からの返済に加えてボーナスからも返済するようにしていけば、それだけ完済は近づくことになるでしょう。
完済してしまえば今後の返済は無くなるわけですから、早期完済を目指してボーナス払いを任意整理の計画に盛り込みたいと考える人は少なくありません。
これが可能かどうかということを言うのであれば、もちろん可能です。
裁判所を通じて作成するような返済計画であればある程度のルールにのっとって行わなくてはならない可能性はありますが、しかし任意整理は債権者と債務者が同意するかどうかが最も重要なところです。
債務者がボーナス払いを含めて返済計画を立てたいと主張して債権者が納得したのであれば、その返済計画を今後履行していくことになるでしょう。
そのため交渉次第ではこういった形で支払っていくことも十分可能なのです。
ただ任意整理を行うということは既に返済が順調に行われなくなってきているわけですから、ここでボーナス払いを含めるということはなるべく避けた方が良いでしょう。
というのも、このボーナスというのは支給されない可能性もあるからです。
一部上場企業で今後間違いなく経営が順風満帆に続いて行く可能性が高いと言うような場合であっても、万が一返済が遅れれば次は個人再生や自己破産などの手段で債務整理をしていかなくてはならなくなります。
そのため万が一でも支払われない可能性があるボーナスという存在をあてにした返済計画を作ることは避けた方が良いのです。
またボーナスが問題無く支払われたとしても、その金額は勤め先の成績などによって上下する可能性があります。
挙がるのであればまだ良いですが、下がるということになれば本来の返済額の負担が大きくなってくるでしょう。
そうした変化は返済の安定性を損なうものになってしまいますから、自分から提案するのはなるべく避けた方が良いと言わざるを得ません。
もちろん任意整理で重要になるのは債権者と債務者が合意できるかどうかであり、債権者がボーナス払いを行うことを合意の条件とするのであれば一考の余地があります。
しかしそういった場合であったとしても、経験を積んだ弁護士や司法書士と連携したうえでどのように決断するのがベストかを決めていくことは忘れてはならないとして覚えておいてください。

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