個人再生をした後でもデビットカードなら作れる可能性があります
個人再生を行うと信用情報に債務整理の情報が掲載されることになります。
そのためクレジットカードなどはしばらくの間契約することが出来なくなりますし、既に契約しているクレジットカードがあったとしても契約更新の際に再審査をされると契約が打ち切られてしまう可能性があるでしょう。
しかしながら現代生活においてクレジットカードは非常に重要な役割を担うようになっており、インターネットショッピングなどを行っている人にとっては無くてはならないものにもなっていることでしょう。
そのため「個人再生はしなくてはならないがクレジットカードが無くなるのは厳しい」ということで手続きに踏み切れないという人も少なくはありません。
ただこうした場合に解決策として覚えておいてほしいのが「デビットカード」という存在です。
このカードはクレジットカードと外見は似ていますが、仕組みは全く別物です。
クレジットカードの場合は決済をした月の翌月末などに引き落としがされて代金を支払ったということになるのですが、デビットカードの場合はそうしたタイムラグが無く、決済を行った瞬間に銀行口座から引き落としになるのです。
利用した業者や利用した日時によっては決済の瞬間に引き落とされないこともありますが、基本的にはカードを使ってすぐに銀行から引き落としがされることになります。
実は個人再生に限らず債務整理をした人であっても、このデビットカードは作成できる可能性があるのです。
これはどうしてかというと、デビットカードを利用するにあたっては必ず銀行口座にお金を預けていなくてはならないからです。
そもそもクレジットカードが契約できないというのは、債務整理をした後の人は経済的に苦しい状況にあることが多く、そうした人に対してお金を貸し付けるのは危険だという判断があるからです。
しかしカードを利用した時に随時引き落としが行われ、口座内にお金が無ければ決済を行うことが出来ないというデビットカードの仕組みはお金を貸し付けるものではありません。
もちろん銀行口座に入っている以上のお金を使われると残高不足で引き落としが出来ないとして連絡をしなくてはならないこともあるのですが、少なくともクレジットカードほどのリスクは無いと判断できます。
そのため債務整理をしたばかりの人であったとしても、こちらのカードであれば利用できる可能性があるのです。
場合によっては審査の中で契約できないと結論付けられることもありますので過信は禁物ですが、インターネットショッピングが出来なくて困っているという人はまずこのカードの契約を検討して見ると良いでしょう。
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