個人再生|絶対失敗したくない!重要ポイントまとめ【必読】

個人再生|絶対失敗したくない!重要ポイントまとめ【必読】

個人再生|絶対失敗したくない!重要ポイントまとめ【必読】

個人再生は申し立てを行えば必ず認めてもらえて借金が減額されるというわけではありません。失敗するケースもあるのです。失敗してしまった場合には自己破産か再度の申立てもできますが、費用が余分にかかってしまいます。失敗するケースにはどのようなものがあるのでしょうか。
1つ目は、申立て自体が認められない場合です。個人再生を行う際、裁判所に申立てを行うのですが、裁判所はその申立てが申立ての棄却事由に1つでも当てはまるものがないかのチェックを行います。住宅ローン以外の借金の総額が5000万円を超えていたり、再生計画の中の最低弁済額が基準を満たしていない、というような場合には、申立て自体が却下されてしまいます。
2つ目は無事に申立てが受理されても、裁判所に提出した再生計画案が認められなかった場合です。再生計画案には今後の返済についてを記載するのですが、その案を債権者の半数が賛成してくれるか、賛成してくれた債権者への返済額が、返済する額の半分以上を占めていることで、再生計画が認められた、となるのです。自分の好きなように返済額を減らしても認められないので、きちんと法律に定められた条件を満たした再生計画案を提出する必要があります。
3つ目は、個人再生が認められたにも関わらず、返済が出来なくなってしまう場合です。再生計画案が認められるように無理な計画を立ててしまって生活が立ちいかなくなってしまうことがあります。返済が滞ってしまうと、債権者が裁判所に認可した再生計画の取り消しを申立てることがあります。この申立てが認められると、借金の総額は再生手続きがスタートした時点の総額に戻ってしまうため、期日を守って返済していかなければなりません。しかし、3年間という長期の返済期間のため、やむを得ない事情で返済が滞ってしまうこともあり得ます。失職や病気で休職をしなければならなくなったり、家族が病気で支出が大きく増えてしまったなどの理由がある場合、本来は3年の返済期限を2年間延長することもできるため、やむを得ない事情で返済ができない場合には2年間の延長を申立てることが出来ます。この申立てでは住宅ローンは除外となりますので、住宅ローン自体は減額されません。
個人再生に失敗しないためには、まず再生計画をしっかりと立てることが重要です。「本当にこの金額で返済していけるのか」「本当に個人再生を行うことが自分にとって一番いい債務整理の方法なのか」をしっかりと確認するようにしましょう。

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